~長引くお辛い症状をお持ちの方へ~

 

 

 

 私がこの業界に入って十数年が経過しました。当院は2016年に開院して以来、不定愁訴(治りづらい症状・原因が明確にならない不調)・精神的ストレスへの施術において御好評を頂いて参りました。

 

 

 元々、私が中学1年生であった頃、外出中であった両親が停車中に後方から自動車に追突され、交通事故に遭った際に「両親の体の辛さを何とか楽にしてあげたい」という想いで医療・施術に関する本を読み始めた事が、このお仕事に繋がるターニングポイントだったと思います。

 

 

 交通事故の衝撃が大きく、母は症状が重くムチウチ症・外傷性頸椎ヘルニアにて即入院し、父は病院から入院を勧められましたが、仕事と育児・家事がある事を理由に入院せずに体の辛さを堪えながら家族の生活を支えてくれました。これまでこのお仕事を通じて、多くの交通事故患者様を担当して参りましたが、その体の辛さを耐え忍んで家族の為に無理をしてくれた父には今でも本当に感謝しております。

 

 

 交通事故の衝撃は予想以上に大きく、体の辛さがなかなか改善されない状況のまま入院から1年後に母は病院を退院しました。父も体の不調がまだ残っていました。

 母の不調症状が残ったままの退院であった為、週末は私と街中にある評判が良い聞いた病院を何件も受診しました。そして、何件もの診察室で「なんでウチに来たの?」「こういうモノ(症状)だから仕方ない」「どこに行ったって変わらないよ」というお返事に失望し、当時中学生だった私と母は毎回気落ちしながら帰宅していた事を覚えております。

 

 

 どうにもこうにも両親の不調が改善しない様子に居ても立ってもいられなくなった私は見様見真似で買い漁った医療・施術書籍の内容を両親に実践しました。当時、中学生のド素人の私が書籍の通りに施術のような事を両親へ施すと、「調子が良い」と言ってくれた事に喜びを覚え、頼まれれば何度も行った事を覚えております。いま思い返すと親の優しさですね()

 一生懸命に施術のような事を両親に施し続けましたが、残念ながら根本的な解決には至りませんでした。 

 

 

 特に母は辛い症状が長引くにつれ、不定愁訴・精神的ストレスの色合いが強くなっていました。

 徐々に不調の原因が不明確になり、不調原因が明確に特定されず「自律神経失調症」とも診断を受けました。それから長らく不調が続き、何年も時間を経過して体調は戻ってきましたが、取り戻しきれない健康もございました。

 

 

 私は柔道整復師という国家資格を取得して以来、純粋に本来の柔道整復業である「骨折・脱臼・捻挫・打撲等への外傷処置」の技術を追い求める事は少なく、昔も今も不定愁訴・精神的ストレスに対する施術に邁進して来たのは、そういった背景があったからこそでした。

 それら諸々の不調を改善する施術方法を探していたところ、「オステオパシー」「東洋医学」に辿り着きました。現在、それらを根幹として施術技術の研鑽に励んでおりますが、様々な幅広い不調に対して対応できる可能性を臨床を通じて実感して参りました。

 

 

 長引くお辛い症状は心身を蝕み、本来の健やかな日常生活に影響を与え続けます。

 私も身内を通して痛いほどに実感して参りました。

 

 今後も不定愁訴など長引くお辛い症状の緩和に当院が貢献できるよう精進して参る所存でございます。

 

 

 いま現在、不定愁訴・原因が明確にならない不調でお悩みの方、精神的ストレスを多大に抱えていらしゃる方、また周囲にそういったお知り合いの方がいらしゃる方、ぜひ一度当院へ御連絡ください。

 施術を通して、少しでもお力になれる事があるかもしれません。

 

 より多くの方々がお辛い症状が解消され、本来の健やかな日常生活を取り戻し、更なる御多幸・御健康・御発展に繋がる事を心より願っております。

 

 

 

 

アルマ柔整院 

 

院長